キャンプを始めてみたいけど、必要な道具が多くて始められない。
そう感じてなかなか始められない方は多いと思います。
実際、キャンプをしているYouTubeやブログを見るとオシャレですが、いきなり購入するにはハードルが高い道具も多いです。
もちろん、自分の好きな道具を揃えておしゃれにキャンプをするのも楽しいですが、キャンプの楽しさはそれだけではないと思います!
私自身、初めは今回紹介するような最低限の道具でデイキャンから始めましたが、それでも友人と過ごすキャンプは楽しく、それから色々な道具を買い揃えていった経緯があります。
そこで今回は、キャンプを始めるのに必要な最低限な道具を紹介したいと思います!
この道具さえ揃えればとりあえずデイキャンは始められるので、まずはデイキャンでアウトドアの楽しさを感じて、その後で自分が欲しい道具を徐々に揃えてもらえればと思います。
また、それぞれの道具について選び方も簡単に紹介しますので、すでにキャンプ道具を探している方もぜひ参考にしてください!
必要な道具
まず初めに、個人的にはこれだけあればデイキャンプを始めれらると思う道具を紹介します。
これからはじめる方はまずこの道具を集めるとキャンプが始められるかと思います。
椅子・テーブル
まず初めに紹介するのは、椅子とテーブルです。
キャンプでは多くの時間を椅子に座って、何かを食べたり飲んだりしながら過ごすことになるかと思います。
椅子やテーブルが必要なことは分かりやすいかと思いますが、選ぶときに注意してほしい点があります。
それは、テーブルと椅子の「高さ」揃えることです。
キャンプ用の椅子やテーブルは大きく分けて「ハイスタイル」と「ロースタイル」があり、この高さを揃えていないとそれぞれの道具は素晴らしいのに、使いにくくなってしまいます。
例えば、定番の道具にキャプテンスタッグの「アルミロールテーブル」やヘリノックスの「チェアワン」があります。
この道具はそれぞれ素晴らしい道具ですが、組み合わせて使うと椅子の高さに対してテーブルが低過ぎるため、何か使うたびに体を前傾して使うことになってしまいます。
こうなるとせっかくいい道具を使っていても快適とは言い難いので、「高さ」を揃える点は注意して購入しましょう。
目安としては、椅子の座面の高さとテーブルの高さが近いと、使いやすい高さになると思います。
熱源
次に紹介する道具は「熱源」です。
熱源とはカセットコンロやガスバーナーなど、料理をする際の「熱の源」になるもの全般を言います。
キャンプでよく使われるものには、上記の他に焚き火やアルコールストーブ、固形燃料などがあります。
熱源が必要な理由が単純で、キャンプ場で料理をするためです。
究極的には、コンビニでパンなどの加熱が不要なものだけ買えばそれでもキャンプはできますが、キャンプ場でコーヒーを飲んだりラーメンなどを食べたりする場合には熱源が必要になってきます。
私が初心者の方におすすめするのは、CB(カセットボンベ)缶を使用するガスバーナーです。
有名なものにイワタニのガスバーナーがあります。
キャンプで使用するガス缶にはCB缶とOD(アウトドア)缶がありますが、CB缶をおすすめする理由としては、OD缶と比較して安価で入手しやすいからです。
最近は大きめのホームセンターに行けばOD缶も売っていることが多いですが、CB缶であれば近所のスーパーや場所によってはコンビニでも入手可能な場合があります。また、一つあたりの単価も安い上にキャンプ以外に自宅のカセットコンロでも使用できるため、初心者の方にはCB缶をおすすめしています。
OD缶のメリットとしては、コンパクトに収納できる点と外気温が低い環境でも着火しやすい点がありますので、キャンプに慣れてきて行く頻度が増えてきた方や荷物をコンパクトにまとめたい方にはこちらをおすすめします。
あると便利・快適な道具
ここからは、デイキャンプをするのに必須ではないが、あると便利・快適な道具を紹介します。
タープ
タープはデイキャンプにおいて、主に「屋根」の役割をしてくれる道具です。
写真:タープ
アウトドアで遊ぶ際に天敵になるのが、「日差し」と「雨」です。
快晴の中で遊ぶと凄く気持ちがいいですが、夏場は大変暑くなります。
また、キャンプ場は山の中にあることも多く、突然雨が降り出すこともあります。
そんな時にタープで屋根を作っておくと、快適に過ごすことができるのは想像しやすいと思います。
実際、私は初めタープは不要だと思っていましたが、友人とキャンプをした際にその快適さを知って、そのままタープを購入しました。そのくらいタープがあると快適さが違うと感じます。
また、つい先日雨の中でキャンプをしましたが、タープのおかげで雨に濡れず快適に過ごすことができました。
タープにもいくつか種類がありますが、初心者の方は正方形の「スクエアタープ」か、「ヘキサタープ」を購入すると使いやすいかと思います。
クーラーボックス
次に紹介するのはクーラーボックスです。
クーラーボックスがあると食材や飲み物を適温で維持するのに便利であることはみなさんご存知かと思います。
クーラーボックスにもいくつか種類があり、ここでは「ハードタイプ」と「ソフトタイプ」に分けて、その特徴を紹介します。
初めに紹介した「ハードタイプ」は、形が変形しないものを指します。
特徴としては、「ソフトタイプ」と比較して一般的に保冷力が高く、夏場や泊まりのキャンプでも長い時間中の食材を冷やしておくことができます。
その反面、収納時に畳んでコンパクトにすることはできないため、ある程度のスペースが必要になってきます。また、「ソフトタイプ」と比較してやや重たい傾向があります。
どちらがいいかはその人の好みによりますが、真夏のキャンプなどより保冷力を求める方は「ハードタイプ」を、収納時のコンパクト性や軽量性を重要視する方は「ソフトタイプ」が良いかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか。
上記で紹介した道具以外にも、料理を盛り付けるための器や箸、コップなどあると便利な道具はいくつもありますが、初めての方はとりあえず紙皿や割り箸でも十分、キャンプを楽しめると思います。
まずは最低限の道具でデイキャンに出かけて、アウトドアの楽しさを感じましょう!
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